30代 面白い話

「雪国ではファッションより大事なことがある」という話

投稿日:2016年11月21日 更新日:

(さいか 女 30代)の投稿

私が中学生だった頃の話です。
私の通う中学は正門と裏門がありました。
裏門は「門」とは言っても、本当に門があるわけではなく、
テニス場の横の、人が一人やっと通れるほど細い道を
生徒たちが勝手に通学路にしてしまっていたのです。

ある冬の日、私は遅刻しかけて慌てていました。
いつものようにテニス場横の細い道を通ると…何とまさかの全面結氷。

温暖な地域にお住まいの方には想像しづらいと思いますが、
夜間の気温低下の為に道が凍ることがあるのです。

道はいわばスケートリンク。
私の靴はローファー。
あたりに響く予鈴。

正門に回れば間違いなく遅刻です。
私は意を決してスケートリンクに踏み出しました。
そして予想に違わず転倒しました。
けれどただの転倒ではありません。

ミニスカートで転倒した上に
実は道は緩やかな傾斜になっており
立てずにもがく私は後方へ滑り落ちていき
そこには近所の幼馴染のS君。
そしてその後ろには2学年上の憧れの先輩が!!

細い道に避ける場所は当然なく、
私は2人を見事に転倒に巻き込みました。

その光景はさながら
当時地元で開催されていたオリンピックの
カーリングの中継のようでした…。

以来20年、ローファーを履いていません。

フォック
いやー・・・これはきついですねw

憧れの先輩を巻き込んでしまう申し訳なさといったら・・・

-30代, , 面白い話