痴漢にあったけど○○が出て謝った話

私が高校生の時の話です。

いつものように自転車で帰宅していました。その日は陽が落ちるのも早く、辺りが暗くなり始めていたので、いつも通る河川敷は通らず近道をして帰宅することにしました。

学校であった事を色々考えながら自転車を漕いでいると、私の背後に同じように自転車に乗った方がいました。スピードが遅いのかな、と思い少しスピードを上げることにしました。

するとその後ろにいた自転車の人が、私を追い越しざまに私のお尻を触ってきたのです。触ったと言うより、ガッと掴まれた感じでした。

しかし最近ふかし芋をたくさん食べていたせいか、お尻をガッと掴まれた瞬間、ものすごく大きなオナラが出てしまったのです。

そして私は何を思ったか咄嗟に「あ、すいません」と謝ったのです。すると相手も「あ、大丈夫です」と直ぐにお尻から手を離し角を曲がって風のように去って行きました。

私が痴漢に遭ったのはこれが最初で最後となりました。